<<第四回ガンダムSEED Destiny 座談会>>
〜アスランとキラについて〜
 



アスラン「・・・で、どうするんだ?」
ラクス「決まってますわ〜司会は引き続き私が行いますわね、ムウさんはもう耳栓外して結構です、ではシン」
シン「あ、はい。で」
カガリ「その前にアスランに耳栓とアイマスクさせとこう」
アスラン「・・・(無言で従う」
ムウ「はー開放されたー・・・って何々、何の話?」
イザーク「キラがこの間抜けのいいところを話すのか?」
カガリ「・・・質問は選べよ、キラを傷つけたら許さないからな」

シン「あーじゃあ俺から。そーゆー関係あるんですか?


キラ「そ、そういうって・・・・・(赤面」

ディアッカ「なかったらいっそ驚きだな」
ラクス「あります」
ルナマリア「最初はいつですか」
キラ「・・・・・・・・・15」
メイリン「・・・早・・・」
ミーア「どっちが上下は聞くだけ愚問ね・・・」
ラクス「キラ、痛くありませんでした?(真顔」
キラ「えっ、いたっ・・・ちょ、ちょっと・・・
ムウ「マジモンだ・・・(遠い目」
ミリアリア「はいはーい、告白はどっちから?」
キラ「えと、アスラン・・・からだったけど、一応」
カガリ「一応?」
キラ「・・・・・・・・・・・・・・なんか、あの頃アスランがどっか言っちゃわないかって不安で・・・・・・・・たぶんあの時アスランが言ってなかったら僕が言ってた、から」

全員(可愛い・・・!!)

ディアッカ「で、相思相愛を確認してやっちゃった、と・・・うらやましい限りで・・・

シン「・・・キラさん」
キラ「は、はいっ」
シン「アスランは上手いんですか?」
キラ「・・・・・・・・たぶん」
カガリ「・・・上手いという自覚は有るんだろう、さっきの話の最中顔色一つ変えなかったぞ」
ラクス「どこで経験値積んできたんでしょうねぇ(半眼」
キラ「ええっと、それ、僕も気になってきいたんだけど・・・」
カガリ「なんだって?」
キラ「ええっと、イメージトレーニング?と・・・・・・だって
ミリアリア(どうしよう、ありえるとか思っちゃった)
ディアッカ(ああ・・・多分それ純然たる事実だな・・・)
イザーク(奴らしい・・・)
ラクス「・・・・・・・・・どうしましょう、納得してしまいましたわ」
ムウ「・・・イメトレって・・・んなわけあるか・・・」
マリュー「彼ならありうるわ、恐ろしい妄想力ね」
レイ「・・・誰も男同士とか突っ込まないんですね」
メイリン「見た目よければそれでいいのよ」
ルナマリア「見目バランスよけりゃあいいのよ」
レイ「・・・・・・・・そうか」
ディアッカ「・・・なあ、キラ。お前結局、アスランの何所がいいわけ?」
キラ「えっと・・・・・・・優しかったり傍にいるとほっとできるし、何も言わないのに慰めてくれたりとかするし、格好いいよね?」
シン「・・・(無言であさっての方向を見る」
ルナマリア「・・・すみません誰ですかそれ
キラ「アスラン」
レイ「・・・同姓同名の双子か」
ラクス「あんな人物が二名もいたらそれだけで公害です
キラ「アスランは一人だよ?」
ディアッカ「・・・(聞いた俺が馬鹿なのか・・・?」
ミリアリア「それで?」
キラ「えっと、困った時は絶対助けてくれるしいっつも守ってくれるし、ちょっと突っ走ったりなんかもするけど、すっごく頼りになるし・・・」
イザーク「ちょっと・・・・・・・・」
ディアッカ「あれをちょっとで済ませるんだな、お前は」
ラクス「キラから見ればちょっとですわね」
デュランダル「二回のザフトからの脱走をちょっと・・・」
レイ「ほんっとうにその男でいいんですか? 周りにもうちょっとましな人間が幾らでもいる気がするんですが」
ラクス「AAにいる他の男性・・・・・・・」
レイ「いや、誰も男性とは・・・」
カガリ「キラを嫁にやってもいいと思えるだけの人物・・」
ラクス「・・・私を除けば、カガリですわね
カガリ「ラクスだな
ルナマリア「すごい・・・他が歯牙にもかかってない・・・」
ミーア「キラさんは誰が良いんですか?」
キラ「僕は・・・・・・・・やっぱりアスランが、いいな」
マリュー「・・・耳栓は正解ね・・・」
カガリ「アスラン『が』か・・・・・」
ラクス「敵は手ごわいですわね・・・」
ミーア「アスランさんには聞かせられないですね」
カガリ「聞かれた瞬間手がつけられなくなる」
ミリアリア「でれーっと鼻の下伸ばして目も当てられなくなるわよ」
マリュー「そのまま連れて行ってコンプリート」
ディアッカ「目に見えるようだな・・・」
ラクス「何度も見ましたもの」
メイリン「・・・とっとと見切りつけてよかった・・・・(遠い目」
ルナマリア[シンのがましかも・・・まだ・・・」
ミーア「だから私が夜這いにいっても、無反応だったんだーなるほどー」
ミリアリア「・・・この際だからアスランにも聞いてみたいかも」
キラ「え、ええと・・・・僕耳栓してていい? ラクス」
ラクス「ええ、どうぞ」
マリュー「(自己防衛してるわ・・・」
キラ「うん・・・ありがと・・・アスラン、交代」
アスラン「え? 何? 耳栓と目隠しがいる? いいけど・・・何、何するんだ?」
ラクス「(いい笑顔)それでは、アスラン、これからみなの質問に包み隠さず答えなさい」
アスラン「はぁ・・・」
ミリアリア「暴走可だから遠慮しないでねっ」
ルナマリア「お子様と付いていけない人は別室で待機してくださいねー」
イザーク「・・・(立ち上がる)シン、その女を別室つれていってやる」
シン「お願いします」
ムウ「手ぇだすなよー」
ディアッカ「大丈夫、イザークにそんな甲斐性は無い」
(イザークステラと共に退場)
イザーク「貴様ら好き勝手言うな!こんな子供に手を出すかっ!アスランじゃあるまいし!」
アスラン(覚えとけ・・・)
ミーア「さーってっと、何から行きますかー」
メイリン「聞きたい事だらけよね」
ムウ「まずは告白台詞を聞きたいねえ」
ラクス「そうですわね、どうやってキラをかどわかしたのかぜひ」
アスラン「俺の視点から言わせてもらえばキラが君にかどわされ・・・いやなんでもない、ええと、告白・・・いつの?」
カガリ「何時のって・・・お前いつもしてるのか。・・・・・・一番最初の、か?」
アスラン「六歳の時か、あれはキラがすっころんで怪我した時だ、俺はキラを突き飛ばした奴にとりあえず睨みをきかせておいてから傷口の消毒をしながら」
ルナマリア「・・・六歳・・・」
ムウ「(消毒とかいって傷口舐めてそうだなーと思ったけど肯定されると嫌だから言わない)」
アスラン「傷が痛いと泣くキラを、俺は慰めながら治療をしていたら、いきなり「つばつけると治るんだってー」なんて言い出して仕舞いには「あすらん〜」と言ってきたから仕方なく舐め・・・フラガさん、何視線泳がしてるんですかここからがキラの可愛いところなんだからちゃんと聞いてください
シン「告白の言葉を聞いたんであってその時の状況説明なんて聞いてないんですけど」
アスラン「・・・だいじょうぶだよキラ、ぼくがずっとそばにいていっしょうキラをいじめる奴らをけちょんけちょんにするからね」
タリア(だから・・・ザフトを・・・(納得)
カガリ「その後3年以上離れてたんだよなーとか言っていいのか?」
アスラン「だって、キラはすぐに来るって言ってたんだよ!」
マリュー「ま、まあまさか敵の艦に乗ってるとは思わないわよね」
アスラン「ええ・・・・・・あの時から俺は決意したんです。例え距離は離れていても俺はキラを守り通すと。そのために力を手に入れようと!!
ラクス「裏目に出てばっかりですけどね?(笑顔」
レイ「・・・・・・で、結局告白はどうなったんですか」
アスラン「キラは一挙一動が可愛らしいから!」
タリア「その時はなんていわれたの?」
アスラン「言うんですか」
ラクス「言いなさい(にっこり」
アスラン「いいでしょう、俺たちの愛の深さを見せましょう・・・「僕アスランのことずっと信じてたよ、絶対最後は僕のところに来てくれるって、だからね、これから離れ離れになっても、絶対僕とアスランは心は一緒だからね、でも・・・あんまり離れほしくないって、わがまま言ったら・・・怒る?」プラス涙声プラス上目遣いだっ! どうだ参ったかっ!!(何が」
カガリ「〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ(悔しさに声が出ない)」
バルトフェルド「これはまた情熱的だなぁ」
ラクス「まあ・・・そんなことを・・・
シン「それで勢いに乗って告白ですか?」
アスラン「そこまで言われて「あ、そ」で流せる奴は人間じゃない
ディアッカ「そこまでいうか」
ミリアリア「で、で?
アスラン「で、って・・・」
ミリアリア「流したんじゃないんでしょ?何ていったのよ!!」
ディアッカ「(ミリアリア・・・人が変わってるよ)」
アスラン「我侭なもんか!俺こそ今までお前に散々辛い目に合わせて・・・・・・・もう二度と離さない、離れたくない。俺はキラの傍にいたい。キラは俺の全てだから―――と抱きしめて耳元で。そしたらキラが潤んだ目で俺を見て「アスラン・・・」と呟いて目を閉じ」
ルナマリア「何所の恋愛小説だろう・・・」
アスラン「で、ファーストキスにこぎつけた」
メイリン「ロマンですね〜」
カガリ「合意の上では・・・だろ?」
アスラン「突っ込むな」
ムウ「合意じゃないのは・・・って聞かないほうが無難だな」
ミーア「その後は?」
アスラン「そのまま寝室になだれこみ・・・・・・たかったんだがな。丁度ラクスが来たんだよ」
ラクス「ええ、虫の報せで」
ルナマリア「(この人もある意味凄いわよね・・・)」
ラクス「まだあの時は戦闘が何時起こるかわかりませんでしたので。それに疲れているキラを更に疲れさせるわけにはいきませんでしょう?」
アスラン「というわけで(さらり)その後はちょっと俺の意識を冷ますために二人でブリッジうろついたりとか」
カガリ(あー・・・あの時か!)
マリュー「・・・・・・・・・・それで休戦の放送が流れた途端に姿が見えなくなったのね」
アスラン「そうです」
ラクス「邪魔する間もなく消えましたわ」
シン「で、初体験の感想は?」
アスラン「・・・・・・・・・・・なんていうか、こうー・・・・・・・・・幸せ絶頂?
タリア「説明になってないわね」
アスラン「形容するのが無理なくらい可愛いんです」
ディアッカ「・・・・・・・・・」
カガリ「試しにいえるだけ言ってみろ」
アスラン「まず、脱がせた時の恥らった顔、あれがもう両目が常日頃さえ宝石も霞む美しさなのにそれがもう、神の作った宝?みたいな感じで、肌は白いしすべすべだし、恥ずかしいなんて小さくかすれた声で呟かれたもんでもう・・・あ、それで記憶飛ばすなんて勿体無い事はしてないんでご心配なく。さらに感度は良いし声なんかもう文句のつけようも無く、一応聞くは聞いてみたんですけど」
ムウ「何を」
アスラン「一応、経験あるかを」
ミリアリア「・・・・・・・・・・・・・・・・・
アスラン「そしたら・・・まあ仕返ししようにも出来ない相手だったんで、まあいいかと思ったらキラが泣くんですよ!
ミリアリア「そりゃ泣くわよね・・・(小声で)」
アスラン「キラが「ごめん、アスラン、僕、ぼく・・・」なんて切れ切れに言うもんだから、本当に相手を地獄から引っ張りだして制裁を加えようかとも思ったけど、キラがそしたらまたあいつ優しいから泣くだろうから諦めて、慰めました、身体で(きっぱり」

ディアッカ「・・・・・・・・ここまでくるといっそ賞賛したくなるな」

デュランダル「男冥利につきるねぇ・・・」
ミーア「で、どれくらいの頻度なんですか?」
アスラン「週に多くて7回?」
マリュー「キラ君の体の心配もしてあげてね?」
アスラン「別に俺が毎回襲ってるわけじゃありません」
ディアッカ「・・・キラから誘うのか?」
ムウ「あんま想像できねぇな」
アスラン「まあ10回のうち3回ぐらいはキラですね」
ラクス「キラの事ですから、きっと無意識なんでしょうねぇ・・・(溜息)」
アスラン「いや、無意識なしで
カガリ「・・・・・・・・・つまり、無意識を入れると。もっとか?」
アスラン「無意識色気攻撃もいれると9割キラだな・・・」
カガリ「キーラー・・・・・(泣)」
ラクス「勝手に誘っていると解釈なさってるだけでしょう」
アスラン「まあ、二人だけの密室でベッドの上に座って小首傾げられて、まあそれで誘ってると思う俺が悪いのかもしれませんが」
レイ「かなり悪いと思うが」
ディアッカ「そ、そうか・・・? それって誘ってるっていうんじゃ・・・」
アスラン「実際に見たら理性なんか吹き飛ぶぞ」
シン「貴方にあったんですか」
アスラン「たくさんあったからいってるんだ。大体、毎回ちゃんとキラの体は気遣うよう心がけてるんだぞ」
ルナマリア「例えば?」
アスラン「体位とか、回数とか。次の日に用事があったりする時は1回で済ませるし」
マリュー「いい心がけだわ」
アスラン「キラに無理させたくありませんから」
ラクス「・・・処理はどうしてますの?」
アスラン「基本的にちゃんとコンドームつけますよ。終わったあと大抵すぐキラが寝ちゃうんで」
ラクス「その後のシーツは?」
アスラン「洗濯しますよ」
シン「・・・よくなんの照れもなく答えられるよなぁ・・・」
ムウ「ある意味男の鏡だよな」
マリュー「後片付けをきちんとするのは感心ね」
タリア「本当に」
マリュー「終わった後に重い体引き摺って洗濯するのは大変なのよ」
タリア「だからって後回しにすると余計面倒だし」
マリュー「部屋の換気もしなくちゃいけないし」
タリア「中に出された日には即行でトイレに行かないとだし」
ムウ&デュランダル「・・・・・・・・・」
ルナマリア「大変・・・なんです・・・ね」
ディアッカ(気をつけよう)
ムウ「・・・以後、気をつけます」
マリュー「貴方は、とっとといなくなってくれて良いです、いつまでも横にいて楽しそうに人の裸見てないで」
ムウ「だって綺麗だし。ずっと見てたいじゃん?」
マリュー「(赤面)それが恥ずかしいんじゃないっていうかよくもそんなことっ
タリア「・・・(デュランダル睨む)いてくれるだけ良いとおもいますよ、文字通りヤり逃げより
ルナ&メイリン&ミーナ「・・・・・・・議長?

レイ「ギル、いくらなんでもそれはないでしょう」
デュランダル「いや、その・・・(汗)」
ムウ「ヤり逃げって、そりゃかわいそうでしょタリアさんが」
カガリ「最低だな」
ラクス「それでよくも一人前の顔して議長なんてやっていらっしゃいますわね」
ミリアリア「バルトフェルドさん、しっかり面倒見てあげて」
バルトフェルド「ま、頼まれたら仕方ないな」
ディアッカ「・・・・・・・・・(微妙に同情」
デュランダル「・・・・・・・・・・すいませんでした」
アスラン「・・・と、いうか、あの」
カガリ「そ、そうだ、グラディス艦長、さっき子供いるって・・・」
タリア「ええ、いるわよ?」
ミリアリア「議長との・・・ではないんですよね?」
タリア「違います」
ラクス「・・・なるほど、そう言うことですか」
ルナマリア「ちょっ、じゃあそれってちょっと議長! 浮気っていうかそれは無いんじゃないで

すか?!

シン「浮気は法律に違反してるんじゃないんですかー?してなくても倫理から外れてます
デュランダル「・・・う」
マリュー「もしかして無理やり?!
メイリン「議長・・・私幻滅しました

タリア「無理やり・・・まあそこまでは行かないけど、そうねえ、精神的にはほとんど無理やりね、人をかどわすのがお上手ですから?

デュランダル「私は悪魔でも事実を言っているだけだよ、多少言い回しを変えているかもしれないが、嘘は言ってない」

ラクス「真実以外の事を言えば嘘になるってご存じないですのね、おかわいそうに


デュランダル「・・・・・・・・ここはアスランとキラ君の関係を話す場所ではなかったのかね?」
マリュー「逃げるつもりですか?」
デュランダル「・・・えー・・・その、アスランがキラ君の何所が具体的に好きなのかね?」

アスラン「全て」


ディアッカ「もうちょっと具体的に言えって(俺にさんざん聞かせたみたいに!)

アスラン「具体的に・・・ねぇ・・・・・・・・・あのさらさらな亜麻色の髪に大きくしかしくどくはない紫の瞳とすっとした鼻立ちがバランス良く配置されてるし、首から肩にかけてのラインといったら絶妙。白い肌は痕を残すと凄く映えるし細い腰から足にかけての曲線はなんかもう男女を越えた芸術の領域だし、っていうか顔形ならずあの表情とかしぐさとか、俯いた顔も色っぽいし湯上り姿なんて見た日には我慢できる人間は数少ないと自信を持って断言できるし。心根やさしくて健気で一途ででも甘えたで俺にだけ甘えてくれてるってのでもう満足だし、あの可愛らしい顔と仕草と声で「お願い」なんて言われた日にはもう、何でもやりますよっていうかなんでもやらせてくださいみたいな。そういえば昔からキラの宿題とか結構俺がやってたけど、その横で幸せそうに寝てるキラをみると起こせなくて・・・あああのころから寝顔も殺人的に可愛かったなあ・・・」

シン「すっごー・・・・・・・・」
ディアッカ「こいつにキラを語らせると延々と続くぞ」

アスラン「・・・幼稚園ではじめての水泳の日は「あすらん水がこわいよぉ〜」って泣いて縋ってきて、俺が何とかなだめつつ手を引いて水の中に一歩一歩一緒に入ってあげて、入ったらしばらく楽しそうにしてたのに今度は「目の中に水がはいったよぉーあすらんとってー」って来るもんで目を洗って、その時の潤んだ目はよーく覚えてるけど、可愛いキラベスト10にランクインしてるのは、小学校の時キラの家にキッチンで


ラクス「アスラン・・・そのくらいにしておかないと免疫のない方々はそろそろ限界かと」
アスラン「これから可愛いキラ百選を話すのに」
カガリ「それはテープに入れておけ。後で聞く」
アスラン「そうか、わかった」
ラクス「アスラン、ではキラの耳栓とアイマスクとって上げてください」
アスラン「はあ」
キラ「あ、終わった?」
ラクス「これからです(にっこり」
キラ「?」
マリュー「けどもうほとんど聞いたような・・・」
ルナマリア「さっきのアスランの話でお腹一杯・・・」
ラクス「ではアスラン、先ほどコンドームはきちんと装着なさるというお話でしたが」
アスラン「ああ」
キラ「な、何の話してたのっ!?
ラクス「どちらが付けるんです?」
アスラン「俺ですね」
ラクス「ご自分でつけるんですの?」

全員(な、なんつー質問を!!)

アスラン「そうだな、そういう時もあるけど、フェラしてくれた時はキラがつけてくれたりもする」
キラ「・・・・・・・・・・消えたい(泣」
アスラン「な、キラ?」
キラ「なんで僕に振るの・・・・・・・・・ていうか何の話してたんだよ・・・・・・・・・・」
アスラン「キラの可愛さを語ってた」
キラ「それでどうしてこういう方向になってるのさっ!!
アスラン「俺は事実しか答えてない」
ミリアリア(強い・・・ある意味強いわ・・・)
キラ「・・・・・・・・ああもう言うよ、言えばいいんでしょ!そうだよ僕がつけてるよ文句あるっ!?(自棄)

カガリ(キラが開き直った・・・(遠い目)
ムウ(今更な気もするけどな・・・)
ルナマリア「こ、ここまで来たら聞いちゃってもいいかもしれない・・・あぁでもなんか可哀相って言うか悪いっていうか・・・」
レイ「・・・恥ずかしいは無いのか」
キラ「いいよ、もう何でも聞いて」
ルナマリア「あの、現状に不満は無いですか? その、受け攻めで」
キラ「・・・・・・・・・実は一回だけ変わった事がある」
カガリ「え、ええっ?!」
ディアッカ「つーかよくアスランが折れたっていうか・・・」
キラ「結構あっさりOKくれたけど」
アスラン「俺としても興味があったしな」
ムウ(興味・・・!!)
ミーア「で、どうなったんです?」
シン「一回きりって事は、嫌になったんですね」
キラ「・・・あうぅ・・・嫌っていうか・・・僕が抱いてるはずなのにアスランちょっかいだしてくるし、我慢してるのか感じてないのか知らないけど余裕だし。だからもう受けていいかーって・・・」
ラクス(さすが、精神的にもキラは受けですわね・・・)
メイリン「でもその実は・・・どうなんですか?」
アスラン「そりゃあ好きな子が一生懸命頑張ってるのを見て嬉しくない男はいないだろ」
キラ「笑ってたもんねー」
アスラン「キラのやり方が俺にそっくりだったって気付いてなかった?」
キラ「・・・そりゃあー、アスランのやってるの思い出しつつ・・・やってた・・・けど・・・(赤面」
マリュー「初々しいわねえ」
ムウ「たまには俺らもやってみる?」
マリュー「・・・・・・どうやってですか」
ムウ「え、主導権交代☆」
マリュー「いいんですか?(にっこり」
ムウ「・・・まあ、新しい経験と言う事で(ぐっ」
マリュー「その言葉忘れないでくださいね」
ムウ(はやまったかなー・・・でもまあ経験は経験・・・)
アスラン「マリューさん、いい店紹介しましょうか?」
マリュー「そうねー、色々準備もいるだろうし」
ムウ「・・・ちょ、何する気・・・?」
マリュー「言ったら楽しみがなくなるでしょう?」
ムウ(ひいっ)
バルドフェルド(ご愁傷さん・・・)

キラ「あ、あのあんまり・・・やりすぎないで上げてください、翌日大変ですから」
マリュー「大丈夫よ、キラくんよりかなり丈夫なんだから、ねv」
ムウ「覚悟しておきます・・・(目泳ぎ」
アスラン「あとはもうないですか?」
ミーア「あ、好きになったきっかけとかお願いします」
キラ「(ほっ、まともだー)ええっと・・・・・・ええとぉ・・・?」
アスラン「出会った瞬間」
キラ「うーん・・・(頭抱え」
カガリ「キラ?」
ディアッカ「まさか「ない」
とか言わないよな?」
キラ「きっかけだよねー・・・きっかけ・・・ないなあ・・・」
ミリアリア「ないの?」
キラ「うう〜ん、だって記憶にあるかぎりずーっと「アスランかっこいいなー」とか「すごいなー」とか「頼りになるなー」とか思ってたし」
ミリアリア「・・・それを一目ぼれっていうんじゃ・・・」
キラ「うーん、でも初対面では別に好きだったていうか・・・そんなんじゃないと思うんだけど・・・」
カガリ「それが恋愛感情になったと自覚したのは?」
キラ「え・・・ええっと・・・フレイといろいろあってから、かなー?」
ミリアリア「(・・・・・・・・遅っ)」
ラクス「ちょっと待ってください、キラ。それじゃあそれまでアスランはただの「幼馴染」だったのですか?」
キラ「そうだよ?」
ムウ「あれで・・・・・・・幼馴染・・・・・・・」
ミーア「キラさん・・・幼馴染ってアスラン以外に?」
キラ「いないよ?アスランと会ってからはほとんどアスランと一緒にいたし」
マリュー「じゃあ昔のキラ君にとってアスラン君はどんな存在だったの?」
キラ「大切な幼馴染で親友」
ディアッカ「・・・そうじゃなくて」
キラ「え?」
シン「親友たって人によるし」
タリア「大切の度合いも人によるし」
ラクス「キラはアスランの事をどれくらい大切に思っていたか、比較対象を並べながらわかりやすく説明して頂きたいのですわ」
キラ「比較対照・・・えーっとね、アスランは母さんよりずーっと一緒にいたし・・・」
ラクス「アスランがプラントに行くと知ったときどう思われました?」
キラ「・・・う゛(涙目」
アスラン「・・・キラ、落ち着いて」
キラ「最初は、あんまりよくわからなかった。だって、アスランが僕のそばからいなくなる事なんてなかったから」
一同(そりゃそうだ)
キラ「トリィをくれたのはただ嬉しかったけど、アスランがすっごく寂しそうだったから僕まで寂しくなって、でもアスランを困らせちゃいけないから泣いたらダメだと思ったし・・・でもその後、アスランは僕の部屋にもアスランの家にもどこにもいないんだってわかって、ずっと・・・もうずっと会えないんだって」
ディアッカ「離れて初めてわかる大切さねぇ・・・」
ルナマリア「・・・・・・・・なんか聞いてると、この時点でキラさんはアスランの事好きだったような」
キラ「う、うーん・・・? アスランの事は昔からずーっと好きだけど、昔より今の方がもっと好き、だよ」
レイ「単なる自覚の有無かと」
ミリアリア「それで、その後は?」
キラ「・・・アスラン、音信不通になっちゃって・・・」
ラクス「(小声で)アスラン、まさかワザと音信不通にしたんじゃないですわよね」
アスラン「・・・・・・・・・違います。俺がわざとしてたんじゃありません」
バルトフェルド「確かにお前の父親なら地球との交信をたつことも十分ありうるな」
アスラン「そうなんですよ」
ディアッカ「ちょっと待て、お前がそんなブロック掻い潜れないとは言わせないぞ」
デュランダル「君ならキラ君と連絡を取るためにハッキングのひとつやふたつはしそうだな」
カガリ「そうだな、アスランなら楽々出来るぞ」
アスラン「・・・・・・・・・・・(ディアッカ余計な事を)」
レイ「・・・もしや、わざと連絡を断っていたんじゃないでしょうね」
シン「何のために?」
ルナマリア「ほら、仲の良かった子がいなくなって連絡取れなくなったら普通心配するでしょう?」
メイリン「・・・・・・・・・遠距離恋愛狙いですか?」
アスラン「(ぎっくー)」
キラ「・・・アスラン、本当?」
アスラン「そんなわけないだろ?」
キラ「僕すっごくすっごく心配したんだよ? 毎日毎日アスランのことずっと考えてたんだよ?」
アスラン「俺だって毎日キラの事しか考えてなかったさ!
キラ「じゃあ・・・じゃあなんで連絡くれなかったの?」
アスラン「だからできなかったんだって・・・・」
ラクス「出来ないはずがありませんでしょう」
キラ「アスラン、本当のこと言って?」
ミリアリア「取ろうと思えば取れたけど強いて取らなかったのね」
アスラン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい」
キラ「何で・・・?」
ラクス「この際です、言っておしまいなさい」
アスラン「・・・それは、ちょっと距離をおかないとキラが自覚してくれなさそうかなっていうか、・・・連絡をとってるのに段々疎遠になってくのもたまらなく辛く・・・」
キラ「アスラン、遠くに行ったからって、僕は君の友達じゃなくならないよ?」
カガリ「そうじゃない・・・そうじゃないんだキラ・・・・」
シン「微妙に可哀想になりますねー」
アスラン「ごめん、キラ・・・半年経ったらもうどうやっても連絡が取れなくなってて・・・」
バルトフェルド「ああ・・・血のバレンタインの後からどんどん情報規制が強化されたからな」
キラ「アスランは、僕から離れて、僕がどう思うかを知りたかったの?」
アスラン「そう・・・・・だね」
キラ「・・・うん、解った、それじゃあしょうがないね」
マリュー「やっぱりキラ君、アスラン君には甘いわねー・・・」
ムウ「うらやましい・・・」
アスラン「キラ・・・許してくれるのか」
キラ「だって今更怒っても仕方ないし、今は一緒にいてくれるし」
アスラン「キラっ・・・!(抱きっ)」
ミリアリア「結局こうなっちゃうのよねー」
ディアッカ「・・・・・(波風立てたかったんですかミリアリアさん)」
ラクス「それでは第四回座談会終了いたしますわ」




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